去る2009年4月26日に銀座にある「EIZOガレリア」へ入ってきました。
新型液晶モニターが発売されると言うことで、そのセミナーへの参加です。
「EIZOガレリア」とは、液晶モニターを製造している「株式会社ナナオ」の直販ショップの名前で、東京、大阪・仙台・福岡にあります。
EIZOの製品が展示してあり、現物を見たり触ったりできる他、液晶モニターに関するさまざまなセミナーを開催しています。
さて、今回のセミナーで知ったことは、2009年5月21日(木)に2種類の新型液晶モニターが発売さるということでした。
「
FlexScan 2023W-H、W-Tと
FlexScan EV2303W-T」の2製品です。
実際にこれらの製品を見て触れることができました。
最近発売されているEIZO液晶モニター全般に言えることは、「Ecology(地球環境)」と「Ergonomics(人間工学)」について積極的に取り組んでいると言うことです。
例えば、「
EIZO ECO PRODUCTS」というナナオ内で環境の認定基準をつくり、それに沿った製品を作っていくことや、「
TCO Displays 5.0」の取得や「
EPEAT GOLD」を取得しています。
今回の2機種について新たに搭載された機能があります。
新型スタンドと人感センサーの採用です。
新型スタンドは「Flexstand/Tristand」と言う名前で、人間工学に基づいて作られており、調節範囲が広いところが特徴です。
人感センサーは「EcoView Sense」と言う名前で、モニターがら離席すると自動的に電源がOFFになるといったものです。
これらについては、動画を撮りましたので、そちらを見てもらうと、少しはどんな感じかが分かると思います。
特筆すべきことはまだあります。
それは、アスペクト比(モニターの縦と横の比率)が16:9になっているという点です。いままでのパソコン用液晶モニターの主流は16:10の比率が主流でした。
しかし、これからは16:9の比が主流になると思われます。
なぜなら、16:9のアスペクト比はゲームやハイビジョンテレビ、動画、ブルーレイ等の規格と同じ比率だからです。
16:9だとこれらが画面全体に映し出すことが出来るという利点があるからです。
今回発売されるEIZO液晶モニターは構造が一新されています。
その結果、大幅な軽量化・薄型化に成功しています。
更に、省電力化設計となっており、総消費電力が少なく済むようになっています。電力コストの削減が大きく見込めます。
モニターを発送するときの梱包方法も変わりました。
梱包にもEcoな発想がされています。
梱包箱が大幅にコンパクト化されました。
もちろん、落下試験を行い高い安全性・信頼性の検証がされています。
この新型モニターについて、僕が一番驚いたことは、価格についてです。
EV2023W-H 37,800円
EV2023W-T 35,800円
EV2303W-T 44,800円
という価格です。
これまでのEIZO液晶モニターにはない安い価格となっています。
これには驚きました。
EV2023W-H ブラックEV2303W-T セレーングレイもちろん、日本製です。株式会社ナナオの生産ラインの専用設備で一台ずつ調整されて作られているようです。
5年間長期保証つきです。
直販限定モデルもあるとのことでした。
ここまで詳しく知ってしまうと、この製品が店頭に並び発売される5月21日が待ち遠しくなってきました。
参考・・・EIZOの直販サイト「EIZOダイレクト」